息子(長男)を紹介します。私も他の会員さんたちと同じく?ミリオタで自衛隊LOVEです。なので息子たちが小さい頃から清水に護衛艦などがくると出かけ、総火演も見学に行ったりして英才教育をしていました。
小学生の時、安倍川の河川敷で自衛隊の大規模な防災訓練がありました。小学校全体で見学に出かけ、訓練終了後に隊員さんたちと交流したそうです。とても楽しかったようで、家に帰ってきて嬉しそうに話していたのを覚えています。このことが息子の自衛隊入隊および現在も続く超ミリオタへのきっかけになるとはこの時はまだ知る由もありません。
大学3年になり、就職を考える時期になりました。ゼミ長をしていた事もあり、教授から紹介された会社を何社か訪問をしましたが、自分には合わないと全て断ってしまっていました。どうするのだろうと思っていた所、本人から「自衛隊に行きたい。」と打ち明けられました。小さい頃から憧れていたし、東日本大震災の災害派遣での貢献に感動したとのこと。すでに藤沢の募集案内所にも何回か話を聞きに行っていると・・・。もちろんOK、嬉しかったです。英才教育の甲斐がありました。
私も自衛隊への入隊を考えていたのですが、母に泣かれて海上自衛隊を諦めた経験があります。
「試験頑張れ」、「応援する」と伝えると、「候補生から行きたい」とのこと、さすがミリオタです。 歩兵が好きだと言う事で本人の希望通り自衛官候補生となり、滝ヶ原駐屯地での訓練が始まりました。
あっと言うまの6年、3任期を滝ヶ原駐屯地ですごしました。東富士演習場・北富士演習場で-30℃の中での野営、富士登山(登り2時間、下り1時間)、総火演での発射などなど思い出は尽きません。
中多(中距離多目的誘導弾)を誘導弾発射しているのはうちの子です。
上官、先輩、同期に恵まれ、とても充実した3任期でした。任期満了時には隊からも自衛隊に残るように声を掛けていただきましたが、一般企業でも働いてみたいと言う希望で令和2年3月末、退官しました。自衛隊の紹介でハイウェイパトロールに就職しました。退官後も自衛隊の同期、先輩、後輩たちとサバゲ―に出掛けたり、食事に誘われたりし仲良くしています。
また、退官後、予備自衛官になりました。予備自衛官の訓練で板妻駐屯地に行ったときは、退官時の上官に会い、何でここに来ているんだとお小言をもらったと楽しそうに話していました。
今は自衛隊に復職するため活動中です。 自衛隊に戻ることを考えている息子を応援したいと思います。がんばれ!