【報告】板妻駐屯地第34普通科連隊への慰問品贈呈(2022/10/3)

コラム

事前の情報通り、台風15号は静岡を中心に大きな災害となってしまいました。9月23日夜から24日未明にかけて記録的な大雨になり、県内各地に断水・停電・床上床下浸水・土砂崩れによる幹線道路の寸断等の甚大な被害をもたらしました。特に清水区は興津川の取水口の被災により断水がしばらく続きました。

毎日、静岡市内を走るいろいろな駐屯地/基地の給水車を見かけました。

ですが、メインとなる災害救援活動はおもに板妻駐屯地が担当しました。清水区の断水の原因となった興津川取水口に溜った流木等の撤去作業は第34普通科連隊の隊員が行いました。その後徐々に断水が解消されたのはご存知の通りです。以下の写真は板妻駐屯地の公式ツイッターから引用させていただきました。

また、川根本町でも取水口の土砂の除去を行い、清水区内の災害廃棄物の撤去・運搬を担当していただきました。

これらの任務は10月3日に完了しています。

私たち、自衛隊静岡家族会では国内で災害が起り「板妻駐屯地が災害派遣活動」を行った場合、「板妻駐屯地に対し慰問活動を行う事」を家族会の活動の一環にしています。

今回の場合は、慰問品の準備を整えた上で、板妻駐屯地の広報部「広報幹部 市村」様に直接連絡し「静岡家族会で慰問品を駐屯地か、災害活動現場に持って行きたいけど」と、問い合わせたところ、どちらも難しいとの事。

駐屯地は先の北海道での訓練で多数の隊員が派遣された為、隊員が代休を取っており人があまりいない。また災害現場は駐車する場所もないし、隊員たちは忙しくしているということでした。

でも、その後市村様より連絡があり「私の方からいただきに伺います」との事で、私の事務所まで取りに来て頂く事となりました。

無事、板妻広報班へ板妻駐屯地災害活動への慰問品を渡すことができ、家族会からの支援と感謝をお伝えすることができました。

慰問品を受取に来て頂いた隊員の方は、飛田陸曹、石川1等陸尉、市村広報幹部の3名です。

災害派遣を担当した隊員の方々、災害派遣活動おつかれさまでした。また、慰問品を取りに来ていただいた広報の方々、お忙しい中ありがとうございました。

静岡自衛隊家族会は今後とも微力ながら支援をさせていただきます。