試験の結果ですが、タイトルの通り合格しました。5/31に静岡地方協力本部から発表があり、私の受験番号が合格者の一覧(正確には「予備自衛官補(技能)採用候補者」)に掲載されました。
その後、陸上自衛隊東部方面総監部から封書が届きました。中身は「5/31付をもって、陸上自衛隊東部方面隊予備自衛官補(技能)採用候補者名簿に記載された」という通知と「採用に応じるか」の意向調査でした。かしこまった書類だったので一瞬躊躇しましたが、当初の目的通り応じることにしました。
応じる旨の回答をしてしばらくすると、予備自衛官補辞令書交付式の案内がありました。あいにくの雨でしたが、7/5静岡地本での辞令式に参加しました。
陸上幕僚長からの辞令書を受け取り、その後、予備自衛官補の服務の宣誓をしました。
「私は、予備自衛官補たるの責務を自覚し、常に徳操を養い、心身を鍛え、教育訓練招集に応じては専心教育訓練に励むことを誓います。」
知らない言葉があったので後で調べました。
*徳操:常に道徳を守る堅い節操 専心:ひとつのことだけに集中すること。
執行者(本部長)の訓示では、今の生活と訓練との切替をしっかりするようとのことでしたが、宣誓なんてものはしたことがないので、身が引き締まりつつも少しビビってきました。
10分程度で辞令式は終わり、その後板妻駐屯地へ移動して施設見学と食事をしました。
板妻駐屯地には第一師団第34普通科連隊がいます。他の普通科の隊員に聞いたのですが、34連隊の隊員は練度が高くてすごいとのこと。34連隊というのは、明治時代から静岡にあった連隊の名前を受け継いでいて、日露戦争で活躍した橘大隊長が有名です。
板妻駐屯地にある資料館を見学しました。資料館には、明治時代からの装備や軍刀、軍服、隊員遺族から提供された数多くの資料があります。担当の隊員に解説をしていただきながら、じっくり見学しました。担当の方はまだ若い人なのですが、しっかり勉強していて知識豊富な方でした。
見学後、今後の流れについて説明を受けます。渡された書類には、予備自衛官補に採用された辞令書のほかに「署名して提出する宣誓書」や「訓練日程表」「出頭希望調査票」「予備自衛官補ハンドブック」などがあります。提出書類や訓練日程などについて説明があり、辞令式での宣誓と相まって実感がわいてきました。
説明の後は食堂で昼食をとりました。写真を撮るのを忘れたので紹介できないのですが、超満腹になりました。定食に小鉢が2つ付いてくるんですが、満タンに入っていてズッシリ重いんです。小鉢だけで十分で、ごはんとメインのおかずはいらないくらいでした。私の日常でこんなの食べてたらあっという間に太ってしまいますが、自衛隊としては必要な食事なのでしょう。
食後、売店でOD色のポンチョを買ってしまいました。ポンチョって使ったことないんですが、板妻駐屯地内でポンチョを着ていた隊員がかっこよかったので、つい・・・。
帰宅後は書類を作成して、ハンドブックを読みました。実感と緊張感が沸き上がってきました。