【チャレンジ】予備自衛官への道~試験編

コラム

2022/4/16(土)肌寒くあいにくの小雨模様ですが、予備自衛官補の試験を静浜基地で受けます。予備自衛官補の募集は陸上と海上自衛隊だけだったのですが、静岡県中部の施設ということで航空自衛隊静浜基地となっているのでしょう。募集案内所の青木さんから、当日は藤枝駅からバスが出ると教えていただきましたが、直接行った方が待ち時間も短く効率的なので子供に送ってもらうことにしました。7:45に到着後、受付をして体育館で待機します。

受験者は20名以上います。県中部だけの人数と思われますが、私の想定よりずっと多いので少しびっくりしました。また女性も結構います。志望動機はわかりませんが予備自衛官補の応募者が県中部だけでこんなにいるのかと嬉しくなりました。

時間になり、試験の流れを説明されます。男性/女性がそれぞれ一般/技能の4グループに分かれて口述検査と身体検査を行うとのことです。

私のグループはまず身体検査の会場に移動しました。検尿のあと、歯の検査で一本ずつマル/バツをつけられその他のチェックをされます。「バツ」や「インレー」が多くてちょっとヘコみます。

その後、色覚、視力、聴力などの検査と胸部レントゲン撮影を終えて、広い部屋へ集められました。そこで身長、体重測定のあと、関節と体幹の検査を受けます。全員が横3列に並び、前にいる自衛官に合わせていろんなポーズをとります。各関節を動かし、片足立ちして体を前、足を後ろにに伸ばすなどを全員でやります。なかなか壮観な絵面です。

この後、血圧測定でアクシデントがおきます。測定すると正常範囲に入っていない。再度測定をしても高いので、焦りはじめます。募集案内所の方が気にして水を持ってきてくれ、落ち着くようにとアドバイスされる始末。ですがそも落ち着き方がわからない。心遣いも実らず無常にも血圧は更に上がり、びっくりするような値を叩き出す始末。こりゃだめだ。緊張するとこんなに血圧って上がるんだと自分でもびっくりしました。一番低い最高血圧と一番低い最低を組み合わせると正常範囲になるので、この2枚の結果を提出し、血圧測定は終了しました。

血圧測定は受験者の中で最初に受けたのですが、最後の問診を受けるのは最後になっていました。

気落ちした状態で問診に進みました。問診は特に珍しいことはなく普通に終わりましたが、血圧のことで頭がいっぱいで何を聞かれたかあまり覚えていません。

体育館へ戻りしばらく待機した後、面接(口述)試験の会場に移動します。

面接は3人の面接官がいて、3問位ずつ質問されましたが、事前に提出した面接シートにちなんだ事柄がほとんどだったようです。ですが提出した面接シートの内容をちゃんと覚えていなかったので、アドリブでペラペラと長く話してしまいました。面接官は書いてる事と言ってる事が違うし、くどくど話すヤツだなあと思われたはずです。失敗した〜。

面接が終わり、体育館に戻った後11時過ぎに解散になりました。このような試験を受けるのは初めてでいい体験でした。血圧の結果が悪かったので、合格は難しいかもしれません。もしダメだったら、再チャレンジしようと思います。